BRIDGE CLUB(BC)とは
ブリッジクラブは1998年、アジア太平洋こども会議・イン福岡(APCC)第10回目の記念の年に設立されたAPCC同窓生によるネットワーク組織です。42の国と地域で設立されています。(2021年現在)
11歳の夏、APCCで経験したこども同士の国際交流をきっかけに、OMOIYARIの心あふれる地球市民となることを約束した人たちがその後も集い、APCCの掲げるビジョンの実現にむけて、実際の“行動”をおこしていく場となります。
ブリッジクラブが目指すものは“世界の平和と共生”。壮大な目的ですが、その実現に向けて各国・地域のブリッジクラブは独自に活動内容を決め、ピース大使を中心に、過去のこども大使、その両親、友人などを交えて様々な活動を行っています。具体的には、APCC窓口(Liaison Office)と呼ばれる各国・地域の政府機関や団体等と協力しながら、こども大使の研修に関わったり、恵まれない地域の学校に学用品を提供する支援活動、ホームページの作成などの広報活動、日本語や日本文化の普及活動、過去の参加者の同窓会開催などです。実際に、インドネシアやバングラディシュ、ネパールなど十数カ国・地域では過去の参加者を中心に活発な社会貢献活動が行なわれています。
各国のブリッジクラブの活動は、BC国際組織(BCIO)のホームページに掲載されています。
日本には、ブリッジクラブ ジャパン(BCJ)があり、日本のこども大使経験者(現在は、APCC育成事業”ウィングキッズ・プログラム”を修了したこども達を中心に構成)を中心に、ここ福岡に拠点をおいて活動しています。
1-2か月に1度行う定例会のほか、世界中のすべてのブリッジクラブが同じ目的と内容で取り組む“BCIO共通活動”や、日本ならではの独自活動を行い、OMOIYARI地球市民としての行動を起こしています。
ブリッジクラブジャパンの活動はこちら
各ブリッジクラブのロゴ(一部)
ピース大使とは
過去に、こども大使として来福した参加者達が帰国後、自分達の国でブリッジクラブ(BC)を立上げ、様々なボランティア活動など各国で行い、そのリーダーの役割を担うのがピース大使(Peace Ambassador; PA)です。
過去のAPCC参加者の中から、ブリッジクラブ活動の推進に意欲があり、アクティブに活動しているメンバー、リーダーとなりうるメンバーを、各ブリッジクラブから代表として、毎年のこども大使のBRIDGE Summer Campの時期に併せて福岡に招聘し、リーダー研修やピース大使間のネットワーク作りを行っています。